あひるや Ceramics Market Report 伊賀・信楽編 (2003.5.3)
 
***伊賀編***


++Start++

GWには全国各地で陶器市が開催されるようですが、私たちも伊賀と信楽の陶器市へ行ってきましたので少しレポートしてみます。

朝9時には出発の予定が寝坊しちゃって昼過ぎに出発することになり、伊賀に到着したのは2時過ぎでした。あらら・・・。
まずは道路沿いのテントを覘いてから、長谷園さんの窯出し市へ。ベビーカーに子ブタ1号を乗せて、各テントを巡ってみました。

この長谷園さんの建物はどれも古くて味があり、一部は喫茶店や創作料理のお店としてその姿を残しています。

第1展示室の隣りには築200年の屋敷があり、作家物の展示していましたが、その入り口に続く石畳には 棒レンガが並べてあって、歩くとカラコロと涼しげな音を立ててました。


最初に迎えてくれたのはマルトさんの煙突でした。

徳王寺が良い雰囲気

伊賀焼協同組合の建物も風情があります。

長谷園では素敵なレンガや山野草も販売しています。
 
ソーダガラスのカップとソーサーです。
やわらかい風合いのソーダガラス (↑↓カーソルを重ねてみてください)
瓶を連想させる素敵なタンブラー。
既製品ではなく工房オリジナルのガラスで作られたタンブラー


++Shopping++

道中いろいろな作家さんのテントを覘いてみましたが、一番私たちの目を引いたのは、意外にもガラス器でした。
京都の工房で作られた宙吹きガラスは、独自に調合した原料を使って作られているそうです。その形は、ひとつひとつの形や大きさが異なる味わい深いものでした。(あひるやが好きなテイストですね。) 
それに、手作りでありながらお手ごろな価格だったので、何点か購入しました。

あとで、屋敷の中で展示されていた工房の主催者の荒川さんの作品も見ましたが、 清流を思わせる流れるような形や水中の泡のような気泡が、涼やかでありながら どこか作り手の温度を感じさせるすばらしいものでした。
ただ予算をオーバーしてたので、 残念ですが今回は見て楽しむだけにとどめました。

 
子ブタ1号 本邦初公開!
陶器を選ぶあひる2号と子ブタ1号

16連房登り窯は壮観でした
かわえぇ〜
山野草も販売してました。

途中でお昼休憩をとり、4時半をまわってから信楽へ出発しました。
はたして間に合うのか?しかも、この後看板にだまされて大回りしてしまう羽目に・・・。
 
***信楽編***


++Start++

伊賀を出てから信楽はとても近いはず。
なのに私たちはカーナビ(通称ナビ子)の誘導を無視し、道端の標識をたどって行ったら、 南から信楽入りするはずが1時間近くかかって北から降りていくハメに。
ごめんよ、ナビ子。あんたは正しかった。
信楽では駅前ロータリーのテントを見て回りましたが、なにせ着いたのが終了30分前の5時半。
駆け足で一巡りし、気に入った作家さんの器を見にもう一度戻ろうとしたら、すでにテントは閉められたあとでした。
でも、ここで諦めない私たち。閉められたテントを覗き込んで出展しているお店を確認。
地図看板で場所を探してそのギャラリーへ行ってみることにしまた。


駅前の川ではこいのぼりた
ちが涼しげに泳いでました。

狸のオンパレード
信楽・・・すごいところだ

駅前にも狸たちが・・・・

何故に鶏の上に?(汗)
 


朝日現代クラフト展で優秀賞をとられた井上さんの作品です
                         (↑↓カーソルを重ねてみてください)

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POPな絵柄と焼〆が素敵です。
使う部分はきちんと釉薬がかかっているので実用的なのも魅力。


++Shopping++

とうのギャラリーは、既に電気は消えていたけど、中には人がいらしたので声をかけてみたところ、気持ちよく中に入れて下さいました。
ここは作家物を専門に扱うお店で、偶然にも赤絵の里・しらかし窯さんの作品も見つけることができました。
さて、お店を一巡して先ほどの作家さんのお皿を探してみたけど、同じものはありません。
お店の方に尋ねてみると、テントのほうには残っている様子。アルバイトらしき大学生くらいの女の子がわざわざ自転車で取りに行ってくれました。(余談ですが、このこの女の子、きれいだったー!)
で、こちらで購入したのが京都で作陶されている井上さんのお皿。
実は2号が一目惚れして欲しい欲しいとダダをこねた作品です。
う〜んPOPアートに弱いヤツめ。(笑)

 

 

++陶器市伊賀・信楽編集後記++  by あひる2号(後記だけは書かせてもらった(笑))

信楽でTimeUpになり、知人に紹介してもらったギャラリーへは足を運べなかったのが残念ですが、ピクニック気分で楽しい1日になりました。
(1号は車酔いで大変だったみたいだけど)

伊賀・信楽の陶器市ですが、どちらかと言うと京都や大津など、遠方からの作家さんの参加が多かったように思います。 地場の窯元さんは雑器の販売が多かったようです。
(土鍋の素焼きをガーデニング用の鉢として販売しているのにはちょっと驚いたけど(笑))
今回気になった作家さんは、Shoppingでご紹介した荒川さんとそのお弟子さんたちの工房のガラス器と、信楽でギャラリーが出展していたお店にあった井上さんのお皿以外にも、粉引の古谷信男さんや焼〆の山本哲也さん、かわいい絵柄が素敵な山本敦子さんなどですね。
中でも、古谷さんの粉引は重い土と厚い粉引と釉薬で、あひるや取り扱いの土田さんの軽くダイナミックな粉引とは対照的だったのでコレクターとしては両方欲しくなってしまいました。
バイヤーの立場で陶器市へ出向いたのは、今年が初めてですが、焼〆に関しては、今しばらく良い作品と良い関係が築ける作家さんと出会うまで見合わせしようと思いました。
結構、今回見たものの中に目で見てわかるヒビや欠けがあり、音でわかるものも含めると多いなと感じたからです。
信楽では、あひるや一押しの三宅さんの物を目にする機会がありましたが、井上さんの器を購入したギャラリーの常設の一番目立つ部分を占拠していました。
三宅さんの器は素焼きを含めて4回も焼きを入れているため赤絵の色が非常に鮮やかなので、すぐわかります。
NETでは、あひるやしか扱いがありませんが、実店舗では一部、三越などにも入っているようですので興味のある方は一度実物を見て見てみてください。

次回は、地元四日市の萬古祭りをレポートしてみます。