==あひるやDiary==

2003年6月18日の日記


いのち  No.99
■あひる1号です。

 ++今日の更新++
  New Items を2点追加。GEファンは必見のラジオと、スケルトンボディー
 がかわいいSWATCHの電話です。あひるやは未だに黒電話を使ってます。
 なので、留守電やらFAXやらという文明の利器とは無縁です。呼び出し音も
 耳の遠かったおじいちゃんのために家中に鳴り響くようになってるので、
 非常ベル並みです。選挙中は腹立って仕方がない毎日でした。(慇懃無礼な
 電話相手にね。)

  今日は、しつこく先日の一周忌の話。
 住職さんがある畜産家の方から聞いた話だそうです。その畜産家のところ
 にいたある母牛が6歳になり、もうお乳も出ないので解体に出すことにしま
 した。トラックに乗せようと牛を引いたところ、牛は怒って畜産家に突進
 し、その足で牛舎へ戻って行きました。「6年も面倒をみてやったのに、
 恩を仇で返すか!」と怒りながら母牛を見ると、母牛は最後に産んだ牛の
 そばへ行き、もう自分で餌を食べられるくらいに成長したわが子の口元に
 そっと乳房をもっていったそうです。子牛がその乳首を一度だけなめると、
 母牛はそのまま自分からトラックの荷台に乗っていったそうです。その光景
 を見ていた畜産家は、「6年間母牛の面倒をみてやったのではない。6年間
 世話になったのは自分だ。」と気づいて、特に宗教を信仰してたわけでも
 なかったのに、母牛の残した足跡に思わず合掌したそうです。

  おそらく、私が授乳のために読経を中座したのを見て、この話を選ばれ
 たのでしょうが、子ブタ1号を膝に抱いて聞いていた私は、母牛を自分に
 置き換えちゃって、列の一番後ろでボロボロと泣いてました。(あぅ〜)
 「ドナドナ」的な話だとは思うけど、なんかこの大量製造・大量消費の時代
 で食べ物を粗末にしちゃアカンなぁ、とあらためて思いましたね。抗生物質
 を投与されてない鶏だとかを選んで食べてきたけど、投与されちゃった鶏
 だって好きで投与されたわけじゃないし、そもそも「生きて」いたものを、
 私らの都合で唐揚げやら焼き鳥やらにされちゃってるワケだし。
 こだわり食材とかグルメ嗜好うんぬんの前に、根底の部分を忘れてたら
 子ブタ1号にもきちんとしたことを教えられないな、と反省したお話でした。


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